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国家予算

財務省による平成18年度予算原案が発表されました.
一般会計で80兆円をギリギリ下回る予算規模で,公債発行規模も30兆円をギリギリ下回り,なんとか格好をつけたという印象です.一方で税収は46兆円程度に留まり,予算不足分を公債で賄うという自転車操業ぶりは相変わらずです.公債残高は542兆円に上り,国民一人当り424万円の借金が残っています.

個人に例えるならば,年収460万円のクセに毎年800万円の支出をして,その不足分を毎年ローンで繰り越して気が付いたら借金が5,400万円もあったという状況でしょうか.完全に破産ですね.

そもそも個人向け国債などの公債は戦後の復興を目的に作られた制度で,現在のような社会情勢において使われるべき手段ではありません.私が好んで購入している世銀債も開発途上国の発展に使われているからこそ,私の少ない貴重な資産を預ける気になったわけで,日本の個人向け国債を購入しない理由も使い方が気に食わないからだったりします.

それにしても財務省の原案では国家公務員の人件費についてあまり言及されていませんが,400万人の国家公務員の平均年収が1,000万円,つまり人件費だけで40兆円が消えてしまう国というのはどう考えても非効率です.役所内部からもその非効率性を指摘する声が挙がり始めているだけに,この予算原案のトレンドを維持しながら財政改革を加速していく必要性をもっと認識してもらいたいですね.
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