株式会社エコブランド代表Blog

株式会社エコブランド ⇒ http://ecobrand.jp/

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

流通再編

セブン&アイホールディングスがミレニアムリテイリングとの経営統合を発表しました.
セブンイレブンというコンビニ,イトーヨーカドーというスーパー,そして西武・そごう百貨店というデパートを擁する巨大流通グループが誕生する見込みです.

敵対的買収の防衛策として持株会社制に移行したセブン&アイホールディングスですが,次の一手は百貨店買収による富裕層へのアプローチでした.ハーバードビジネススクールの教科書にも出てくるようなセブンイレブンの効率性と,経営再建中の百貨店のブランド力のシナジー効果により,5年後には新しいビジネスモデルが確立できるとしています.

中でもイトーヨーカドーの収益力の低下が懸案事項とされています.スーパーマーケットの差別化というのはほとんど価格競争になったりして難しいというのは,私も消費財メーカーにいたので良く分かります.既存店舗に百貨店の専門店ブランドが入ったりしてテコ入れを図る模様です.いずれヨーカドーでブランド服などが買えるようになるかもしれません.

それでもこの方法にはかなりの困難が待ち受けてそうですね.というのも以前の西武グループにはファミリーマート,西友,そして西武百貨店という流通チャネルが揃っていたわけであり,さらに鉄道事業を加えた布陣でもその図体の大きさから身動きが取れなくなったケースがあります.

そしてそのウラには現在の主力事業であるコンビニの売上げ伸び悩みがあります.セブンイレブンがナショナルブランドの値引き販売を始めたのも,24時間営業や惣菜販売といった優位性がなくなってしまったからでしょう.

一方でローソンはコンビニの24時間営業を縮小する方針を発表しました.深夜営業はあまり収益性が高くなく,むしろ治安の悪化などに繋がるとの判断です.エネルギー消費でも深夜に電気を煌々と点けていることはかなりの負担になっています.大株主である三菱商事のエネルギー産業での強みを生かしている格好です.

いずれにしてもコンビニというビジネスモデルが曲がり角に来ていることは事実です.そしてコンシューマのライフスタイルも24時間営業は流行らなくなっています.ローソンがサンチェーンという名前だった頃とは隔世の感がありますが,少なくとも5年後にどうなっているのか,今後も激しい動きがありそうですね.
スポンサーサイト

別窓 | ビジネス | トラックバック:1
∧top | under∨

この記事のトラックバック

コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンやスーパー大手のイトーヨーカ堂などを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)が、百貨店のそごうと西武百貨店の持ち株会社であるミレニアムリテイリングと経営統合に向けて最終調整に入ったこ …
∧top | under∨
| 株式会社エコブランド代表Blog |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。