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テレビCM崩壊

この夏の課題図書第一弾として,『テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』を読みました.マス広告という,一方通行の画一的なメディアの限界とインターネットに代表される新しいインタラクティヴメディアの可能性はかなり前から言われていましたが,この本にはそんな評論家的な批評だけではなく,マーケター実務者の処方箋としてどのように時代の動きに対応していくべきかという示唆が書かれています.

「テレビCMは終わった」というセンテンスが繰り返し出てきて危機感を煽る手法はアメリカ的といえばそんなカンジもしますが,実際にニールセンがビデオリサーチに置き換わっただけで日米の視聴率調査会社にあまり差異はなさそうな印象です.むしろこれまで広告代理店が政治的な繋がりで持っていた“広告枠”という概念が新興企業の発展により崩壊し始め,多メディア化によって存在価値が薄れているという現状はアメリカの方が進んでいるようですね.

メディア宰相である小泉首相が一連のパフォーマンスによるストーリー性で自身のキャラクターイメージを確立しているように,すでにテレビCMはクロスメディアの一部としての地位に落ち着きつつあります.単に商品名を連呼していれば認知度が上がった時代は終わり,これだけ選択肢が多い中から消費者に選んでもらうためには選ばれる理由たるストーリーが必要なわけです.

これからのマーケターは政治家ではなく脚本家たれ,同じプロデューサとはいえよりクリエイティヴな発想が求められるようです.


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