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わりばし

ラーメン店というのは,ほとんどが割り箸を置いています.
使い捨て文化の象徴ともいえるようなこの割り箸という2本の棒について,
実は形や材質などによってなかなか使用感が変わってくることに気づきます.



よく使われる最も安い割り箸は「丁六」と呼ばれます.
長方形の木板にただ裂け目を入れただけで,バラバラに割れたりします.
使っていると角が指に食い込んで痛くなったりもします.



角を削って丸っこくしたのが「小判」です.
おてもとなどの紙袋に入ったタイプはコレが主流ですね.



さらに中心に溝を入れ,真っ二つに割りやすくしたのが「元禄」です.
ときどき割るのに失敗することがありますが,すべての角が取れているので
最も使いやすいタイプの割り箸です.



高級品でお馴染みなのが,「天削」と呼ばれるモノです.
箸の頭部を斜めにカットすることにより高級感を演出し,
箸先は丸くなっているので一つ一つ手作り感がします.



この提供している割り箸によって,その飲食店のレベルが分かる
と思うのは私だけでしょうか?いかにも木屑が食べ物の中に入りそうな
丁六を使っているような店だと個人的に萎えてしまうのです.



そんな中,コンビニエンスストアのミニストップで,「5円の木づかい」
というキャンペーン
が始まりました.
コレは一見すると割り箸を有料化することで使用量を減らし,
ゴミや木材の消費量を削減しようという考えだと思えますね.



ただもっとウラを深く読むと,国内で消費する割り箸の97%が
実は中国原産であり,日本の林業が壊滅的になっているという事情があります.
つまり,割り箸の生産量=林業の事業規模となるわけです.



割り箸というのは林業で生じる間伐材から作られるモノで,
森や山林を保つためには実は間伐という適度な間引きが必要だったりします.
この間伐が行き届かなくなり荒れ放題になっている山林もたくさんあります.
その結果,低木に邪魔されてブナやシイといった高木が育たず,
雑木林のままになってしまう山林があるのです.



日本の温暖化ガス排出削減に向けて,山林の適正管理による二酸化炭素の固定,
つまりブナやシイといった高木を育成してスケールの大きな森林を作ることが
実に3.9%もの温室効果ガス削減に繋がるという見方があります.



つまりこのミニストップを含むイオングループの取り組みとは,
末端消費者に林業に対する興味を持ってもらう意図があるわけです.



割り箸から世界が見える,このような地道な活動が広がることによって,
将来社会もあながち捨てたモノではなくなるでしょうね.



イオングループの大変革―新たなる流通の覇者 イオングループの大変革―新たなる流通の覇者
鈴木 孝之 (2002/07)
日本実業出版社

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