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バイオ燃料の闇

最近急激に利用が拡大しているバイオ燃料、日本でも自動車用に普及が始まるなど、エコロジーなエネルギーとして認知度が高まっています。


一方でこのバイオ燃料の原料としてトウモロコシなどの穀物が利用されており、産地ではオレンジや小麦などからトウモロコシへの生産シフトが始まっています。結果、オレンジや小麦の供給量が減ってそれが販売価格に転嫁され、20%程度の商品価格値上げに繋がっている状況です。


そもそもこのバイオ燃料に対してトウモロコシなどの穀物を使うことはエコロジーなのでしょうか?確かに短いスパンで二酸化炭素の放出と固定を繰り返すために、石油などの化石燃料に比べて単位エネルギー当りの温暖化効果を抑制することはできそうです。


ただし、これら穀物生産にはもちろん運搬や精製にエネルギーが掛かるわけで、さらに水や土壌も大量に必要となります。LCA的な考え方でいえば、現状のバイオ燃料生産プロセスは必ずしもエコロジーとはいえないでしょう。


そもそもこのバイオ燃料普及がアメリカ主導で行なわれていることについて、アメリカの地球温暖化に対するスタンスを考えると違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか?つまり、アメリカの思惑として生産余剰状態にあるトウモロコシの価格を引き上げ、さらに口に入らない穀物であれば遺伝子組換え技術を使うことができるのではないか、という判断があります。


もちろん余剰作物の削減や遺伝子組換え作物による収量増加は良いことですが、そんなアメリカの政策に日本が全面服従していることが非常に問題なのではないでしょうか。輸入穀物価格上昇の結果、結局ワリを食うのは末端消費者である私たちですし、遺伝子組換え作物がこのまま既成事実化して食卓に上る恐れもあります。


つまり、日本としては建築廃材や生ゴミからバイオ燃料を精製する技術を早急に実用化して、これまで不要とされてきた廃棄物からエネルギーを作り出す本当にエコロジーな生産プロセスを普及させていく必要があります。


今のところ政府が美しい国と称して税金を使っているのは、このアメリカ型のバイオエネルギーに対してです。本当の美しい国というのは、Made in Japanの技術で廃棄物削減と温暖化抑制を両立させることだと思うんですけどねぇ。


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この記事のコメント

うーん。

表面的な環境問題に関しての解決にはなるのかもしれないし、パッと見は、エコなのかもしれないけど、生産過程のエネルギー消費は、一般消費者には理解しがたいというか、不透明なところあるような。

ソーラパネルだって、いろんな装置や電気、水、薬品を使ってつくられるのだから、エコ商品なのかどうかって不明だよね。

CO2問題だって、環境に影響あるのって、CO2だけかよ!って思うし、CO2を抑えるために、いろんな資源を消費したり、他の有害物だしちゃ意味ないもんな。

無駄をなくすってのが一番なのかもしれないね。

でも無駄なことって消費を増やすという意味では、経済的には有益に繋がるわけで。どこにも出かけなければ、色んな資源が節約できるけど、経済は滞るのだろうな。。

今は局所的に世の中をよくしようとしてて、局所的なとこがよくなっても、他のところが悪くなる。。もう世の中は良くならないような気がする。

本当のいい世の中って何?教えてください。
2007-06-09 Sat 14:53 | URL | こじこじ銀座 #IJBGKAc6[ 内容変更] | top↑
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