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日本企業の負債

当たり前の話ですが気づいたことがあります。
例えば、業績が全く同じな2つの会社があると仮定します。


1つの会社は年功序列型の旧態然とした企業、もう1つの会社は実力主義の新興企業、
前者の従業員平均年齢は35歳、後者の従業員平均年齢は25歳とします。
分かりやすくするために従業員の年齢分布が平均的にバラけているとすると、
前者には45歳と25歳が、後者には25歳が2人いることになります。


この2つの企業の売上高、粗利益、労働分配率などを同様の数値として、
2人の従業員の給与原資が1,200万円とします。前者で45歳の給与800万円を
担保するためには、25歳の給与を400万円にする必要があります。
一方で後者では2人とも600万円の給与での雇用が可能です。


非常にシンプルに考えても同じ25歳の従業員では1.5倍の給与差が出るわけですが、
現実には35歳以上の正社員比率が高く数も多いので、若手の給与は
さらに低く抑えられる結果になっています。


例えば45歳の係長と25歳の一般社員の間で、業務能力にどの程度の差があるのでしょう?
20年間の業務経験や貢献度といった情緒ファクターは別にして、
現在価値としての職務遂行能力に関してはさほど違いがないと考えられます。
むしろITツールを駆使する若手の方が効率よく仕事をこなせる可能性すらあります。


つまり、25歳の若手にとっては45歳の先輩は会社内の“負債”でしかなく、
これら熟年世代のいない新興企業の同世代に比べて200万円のビハインドを
背負っていることになります。伝統やブランドといった無形価値が
しばしば安定性と混同されますが、そこに200万円の価値はあるのでしょうか?


まぁこう書いてしまうとベテラン社員を軽視しすぎだと思われるでしょうが、
実際問題として若手の犠牲の上にベテランの800万円が成り立つ仕組みは
年金と同様に今後の継続性が厳しいことは明白です。


たぶん今の25歳が20年後に45歳になっても、25歳(現在5歳)が今と同数はいないでしょう。
すると今の25歳は将来の800万円は期待できず、600万円くらいに減額される
というのが現実的な考え方ですね。だったら現在価値の600万円を得て、
200万円分を貯蓄に回した方がよっぽど賢い選択だと思います。


近年はまた就職もブランド志向、有名な大手企業が人気みたいですが、
わざわざ借金を自分から背負いにいくのは近視眼的としか言いようがありません。
まぁ学生に財務状況をチェックしろというのは酷かもしれませんが、
自分の経験からもあまりオススメできない選択だと結論が出ていますね。


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