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経営者は空気読め

今年の流行語大賞に「KY:空気読めない」という言葉がノミネートされていました。空気=その場の雰囲気や関係者の心情 というような意味合いで使われているようで、それらの微妙な機微を感知できない人間は“KY”という烙印が押されるわけです。この日本人的なムラ意識は、人間関係においては重要なものであると考えられています。日本社会では幼児期から集団に所属して空気を読む技術が求められ、それができない人間はいじめや嘲笑の標的になります。


確かにこれまでは、この空気を読むという武器を使って1つの目的に対して意識統一を行ない、皆で力を合わせてがんばるといったやり方が有効でした。世の中は単一の価値観に向かって右肩上がりで最大多数の最大幸福に繋がると信じられていた時代で、その全体の流れになんとなく乗ってさえいればある程度の利益を享受することができました。


21世紀になって、空気を読んで無難にこなすことの限界点が明らかになってきました。価値観が多様化し物事が複雑になっていく中で、空気を読んで既成概念の範疇で考えていることが思考停止に繋がるようになりました。昨今問題になっている食品偽装の問題なども、製造現場でコストを優先する雰囲気になっていたために本来守るべき消費者の信頼をないがしろにしてしまったという、空気を読んだ結果といえます。内部告発やリークによって次々に発覚しているのが何よりの証左ですね。


ネット上で空気を読むということは、このようなバトンを回したり、Blogにコメントを残して返したりといった行為を指します。基本的には否定したり議論したりすることはタブーとされ、全体的な話の流れを遮ることなく話題が展開されることが求められます。mixiなどはその典型で、例えばファーストフードの厨房でテラ盛りの豚丼を作っただとかゴキブリをフライヤーで揚げたといった仲間内での話題は、限られたコミュニティにおいては面白可笑しく語られるかもしれませんが、もっと大きな枠組みの社会から見ると異常と映る場合があります。


私の場合、空気を読むという行為自体にそれほどプライオリティを置いていません。あまのじゃく的性格から変化球を投げることによって常に新しい切り口を見つけることに価値があると信じていますし、相手がその状況で望む答えを述べることが果たして客観的に見て正しいのか、常に功利主義みたいな立場で冷静に考えてしまうくせがあるからです。もちろんそのために成功したことも失敗したこともありますが、空気を読むために気を使うことが少ないのであまりストレスもなく過ごせています。


空気を読むことは社会人としての最低限のマナーですが、空気を読みすぎて個性が発揮できなかったり間違いを正せなかったりすることはいずれ大きな問題となります。時には空気を入れ替えるような仕組みが必要だと考える経営者が多いからこそ、高い金を出してコンサルタントを雇ったり社員を社外研修に行かせたりするわけですが、そもそも自らが自由な意見を言えないような空気にしていないか、自らの問題として空気を読むことがこれからの経営者には求められるのかもしれませんね。


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