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BlueRay 勝利の深慮遠謀

東芝がHD-DVD撤退を発表し、事実上次世代DVD規格はBlueRayに一本化される見通しとなりました。もともと映画配給会社がBlueRay支持を打ち出し、それにウォルマートをはじめとした小売りが追随した格好です。


当初の予想では、この規格争いには決着にもっと時間がかかるだろうと見られていました。東芝を中心としたHD-DVD陣営も、SONY・Panasonicを中心といたBlueRay陣営もそれぞれのメリットを訴求しながら甲乙つけ難い形でシェア争いが推移してきた経緯があり、消費者もなかなかどちらの次世代DVDレコーダを購入すべきか決めかねていた状況でした。


ココにIT業界が間隙を突いて、動画のオンライン配信を高品質化するなどの対抗策を打ってきました。AppleはAppleTVでホーム・ストレージの仕組みを構築し、TiVoはAmazonと提携するなど、映像分野の水平分業モデルをぶち壊すようなIT業界の垂直統合モデルの脅威が迫っていた事実があります。


そこに危機感を持ったのが他ならぬハリウッド映画界であり、自分たちが20世紀に構築したコンテンツビジネスのイニシアティブをIT業界に奪われることを嫌い、一気にBlueRay支持に動いたようです。つまり、コンテンツをIT業界の配信サーバで管理されるようになれば、プロモーションや版権の部分まで実権を奪われかねないというわけです。


その意味においては、日本のメーカーが推す光ディスクは分業体制がしっかりしており決してコンテンツ制作に口出ししてこないこと、さらにインテルやマイクロソフトが絡んでいないBlueRayの方が既得権を維持できること、HD-DVDの設備投資が大きくなかったこと、、といった消去法で選ばれた結果により今回の規格統合に一気に動く判断が行なわれました。


これにより、またしばらくは光ディスクによる映像コンテンツの配布が行なわれることになるでしょう。コピープロテクションが効かなくなった現在のDVD規格を捨てて、新たな規格で20世紀の映像コンテンツモデルが延命された記念日として記憶しておきましょう。


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