mixiの功罪

2008年03月11日 00:00 |[あとで読む]

利用規約改定問題がくすぶるmixiですが、ユーザ日記の著作権はユーザに帰属することを明記する方向で検討しているようですね。当たり前だっつーの。コクヨのノートに書かれた内容がコクヨのものになるのかって話ですよね。


この問題でmixiが失ったユーザの信用というのは結構大きくて、最近の株価下落要因というのもユーザ数が唯一の資産であるmixiが判断を誤ったことについてネガティブ視していることが意外と大きいかもしれません。広告媒体としての価値は実はそれほど高くなく、Webやケータイでカンタンに決済できるケータイ小説や漫画しか載せられていませんし、音楽やら動画の新サービスも別にSNSである必然性がないためにあまり普及していません。


mixiの始まった当初は口コミメディアとしての知人を介してのアフィリエイトなど、かなりポテンシャルを秘めたサービスなのではないかと思われていました。しかし実際には知人以外のよく分からない人とでもマイミクになったり(最初はとにかく友達を増やしたい)、エントリーを上げるのが面倒になってROMっているうちにアクセスしなくなったり、ユーザー数は多くても内部で濃密なコミュニケーションが行なわれているわけではありません。


それでもまだまだ新しいサービスを展開するポテンシャルはあるのかな、とも思っています。個人的に、「●●を教えてください」とかコミュなどに書き込んでくる人はどうしてググらないのか?とずっと疑問に思っていました。それは、Webとケータイのアクセス手段の違いによって、ケータイからGoogleで検索するという動作がやりにくいためにすぐ質問する使い方になるのでしょう。


そこで何かを教えてくれた人にはてなスターみたいなポイントを付けて、ポイントを集めるとメリットがあるなんて仕組みにしたら、Yahoo!知恵袋よりも本人のソーシャル情報に裏付けられた深い議論ができる場になると思います。当然mixi内でアルファな人々が登場するようなシーンも想定されますし、それによってCGMも加速していくのではないでしょうか。


最近になって、mixiニュースにGIGAZINEやGIZMODOといったネタ系Blogの情報がUpされるようになりました。ケータイユーザーもこのCGMの面白さに気づいたようで、これらネタ系Blogの記事を引用したmixi日記が増えています。ユーザの価値を再認識し、ユーザ自身が尊敬と注目を集めるようなサービスを行なっていくことが今後のSNSの発展の近道なのではないでしょうか。


今回の問題を反面教師として、またもう一皮むけたmixiが利用できることを期待しましょう。


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