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満員電車がなくなる日

今年は鉄道の新路線開業の当たり年で、首都圏では日暮里・舎人ライナーグリーンライン、そして副都心線が開業する予定です。一方で東京を中心とした都市の一極集中は加速しており、大江戸線や湘南新宿ラインの朝ダイヤなどは新規開業とともに混雑路線になっていますね。



満員電車がなくなる日―鉄道イノベーションが日本を救う



この本は満員電車をなくすために先人たちが挑戦してきた施策を踏まえ、日本のサラリーマンが本当の意味で豊かな生活を享受するための第一歩として、朝の通勤ラッシュをなんとかしようという目的で書かれています。

 (1) 創意工夫しながら相応の経費を掛ければ、供給を大幅に増やして
   満員電車をなくす方策はある。

 (2) 運賃抑制の呪縛を開放し商品価値と生産コストに応じた値付けをすれば、
   その方策を実行する資金を調達できる。

 (3) 同時に制度のイノベーションを実行すれば、鉄道のコストは下がり、
   自動車の利用は適正化され、短期間でより効果的に満員電車を解消できる。


という著者の持論は、様々なアイデアを披露することによって具体性と説得力を持ちます。信号や3線運行、総二階建て車両といったハード面での改善案と、ICカードを使ったIT施策や運賃体系の改革というソフト面での改善案をハイブリッドに組み合わせることによって、乗客が快適に目的地まで"小さな旅"を楽しめる方法を提案しています。


そして鉄道網が進化すれば、自動車の利用や物流に対しても影響が波及することになり、温室効果ガス削減といった環境負荷低減効果も期待できます。(実際に小池百合子元環境相も推薦しています)


昭和の西武や阪急などに見られた、鉄道を通して周辺の地価を上昇させ、宅地開発を行なうことによって不動産での収益を上げるコングロマリッドモデルが限界を迎え、鉄道事業は斜陽産業と考えられています。しかしアイデア次第ではまだまだイノベーションは存在し、むしろ少子高齢化や環境に関する社会的要請に応える解を持っているインフラとしての潜在能力は高いと思います。


是非満員電車に揺られながら、どうしたらこの混雑を緩和できるんだろう?と考えて読んでもらいたい本です。Amazonの書評に著者が降臨しているのも注目ですね。



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この記事のコメント

こんにちは
著者が社長を務める(株)ライトレールの者です。本を話題にして下さり、ありがとうございます。
なかなか大きな発想ですが、この提案で満員電車が無くなり社会のロスがなくなればと思っています。また、われわれはこの提案をきっかけに日本の鉄道をもっとイノベートさせられればと思っています。

もし、周りに満員電車に関心のありそうな方がいらっしゃいましたらぜひお薦めいただければと思います。

突然の投稿失礼いたしました。
2008-03-13 Thu 16:11 | URL | ライトレール #WxvHxeCs[ 内容変更] | top↑
こんな辺鄙なBlogにまで、関係者降臨ありがとうございます。
LRTなども結構好きなので、荒川線や世田谷線もよく乗ったりしますよ。
東京も今年はいろいろ開業するので楽しみです。
2008-03-14 Fri 00:19 | URL | 住職 #-[ 内容変更] | top↑
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