株式会社エコブランド代表Blog

株式会社エコブランド ⇒ http://ecobrand.jp/

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

大嫌いな小学校

卒業式、「大好き」「大嫌い」言い違う? 小6飛び降り

 25日午後1時半ごろ、東京都板橋区中台3丁目のマンションの管理人から、男児が飛び降りたとの119番通報があった。マンションに住む会社員(50)の長男で、同区立小学校に通う6年生の男子児童(12)が病院に搬送されたが、全身を強く打っており、約2時間後に死亡が確認された。鉛筆で書かれた遺書のようなものがあることから志村署は自殺と見て調べている。



このニュースは私の地元での出来事なので、結構衝撃的です。恐らくほとんどの人が「この程度のことで死ぬことはないだろう」と思うことでしょう。ただこの男子児童にとっては小学校というコミュニティが生活範囲の大部分を占めているために、この卒業式という晴れの舞台での失敗は万死に値する恥であると考えてしまったのかもしれません。


ただこれは男子児童のみならず、日本の大多数の組織においても同様の考え方がまかり通っているのが実際のところです。会社をリストラされたから自殺するサラリーマンもいれば、「ジョゼと虎と魚たち」のように障害を持っていることを恥とする考え方も根強かったりしますね。考えてみれば、我々の親の世代までは転職するのは恥、30代で独身なのは恥といった価値観が大多数を占めていたわけで、日本のムラ社会を形成する他律的な恥の文化が良くも悪くも機能していたといえます。


ただ今回の男子児童については、他己認識をきっかけにした自意識の強さが自殺に繋がったとも考えられます。他者との関係の中で自分の価値を発見していく社会性が未熟な段階で、卒業式での言い間違いが自らの許容範囲を超えてしまったということなのでしょう。


このような悲しい出来事をどうやって防げばよいのでしょうか?自殺を想起させるようなコンテンツを子どもに見せないようにする?学校内でのいじめや悪ふざけを学校側がキチンと管理する?…たぶんそんな窮屈な管理は逆効果になるのでしょうね。


式終了後、校長が児童に対し「なんであんなことをしてしまったの」と尋ねたところ、男児は「緊張して間違ってしまいました」と答えたという。



「なんであんなことをしてしまったの」ではなく、校長自らが「大嫌いな小学校を卒業できておめでとう」くらいのウィットの利いた指摘ができるような、懐の深い大人が周りにいる社会が子どもに最悪の選択をさせないことに繋がるのではないでしょうか。


スポンサーサイト

別窓 | New! | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<自分の足とケンカする犬 | 株式会社エコブランド代表Blog | MVP>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 株式会社エコブランド代表Blog |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。