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[真面目]新しい世界

このG.W.は読書漬けで過ごしています。テーマとしては、世界のなかの日本の現状を把握することに重点を置いており、歴史的経緯から宗教、国家、企業の成り立ち、そしてこれからの未来がどうなっていくのかを洞察していくことを目的としています。個人的に理系だったこともあり、この辺りの教養が非常にお粗末なのですが、遅ればせながら温故知新というか、歴史から学ぶ重要性に気づきつつあります。まずは前提条件として、なるべく客観的に日本という国の成り立ちを時間のあるときに勉強しようと考えました。




まず概論的な部分では、日本文化研究の第一人者であり著名な書評家でもある松岡正剛氏の講義を受けてみることにしました。"17歳のための"と銘打ってありますが、30代でも40代でも正確に把握している人は少ないであろうユダヤ教からキリスト教への成り立ち、日本古来の神話の意味、西洋文化に影響を受けた和洋折衷の現代という流れで世界史の観念的繋がりを解説しています。いやはや、この本に17歳で出会っていたなら、もっと世界史に興味を持つことができたのに。。とちょっとくやしい気分です。


地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか
ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール
草思社 ( 2007-07-24 )
ISBN: 9784794216090
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続いて地政学的観点からの把握も試みようということで、地図から世界がどのように変遷していったかをビジュアル的に見ていきました。この本の特徴はアフリカや南米など第三世界の記述が多く、我々が日常的に陥りがちな欧米中心の世界観を是正するのに役立ちます。最近話題のチベットに関しても1984年以降の中国による区画整理の衛星写真が示され、いかに理不尽な開発が行なわれているかを明示しています。また、ディエゴ・ガルシア島やパナマ運河など、アメリカのグローバル政策上の重要な戦略拠点も余すことなく掲載されており、新帝国主義の概略が掴めるようになっています。


small planet
本城 直季
リトルモア ( 2006-04-08 )
ISBN: 9784898151723
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あんまり知識を詰め込んでいると知恵熱が出そうなので、写真集で気分転換です。日常的な空間も撮影方法によってはミニチュアに見えてくる、そんな不思議な感覚が味わえるのが small planet です。オイラ自身も高い展望台に上って見渡すのが好きなのですが、高所恐怖症気味なせいか下を見るのは苦手なんですよね。。でも写真集なら大丈夫なのです。


未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ]
スチュアート・L・ハート
英治出版 ( 2008-03-18 )
ISBN: 9784862760210
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とりあえず世界情勢の現状把握を行なったところで、未来の世界がどうなっていくかを俯瞰していきたいと思います。もちろんこれが最も難しくほとんど予測不可能ではあるのですが、アプローチ方法はなんとなく見えてきているカンジもします。つまり、社会を成立させていた基盤が 宗教⇒国家⇒企業 と移り変わっていくなかで、資本主義を超える価値観というのが今後の世界を変えていく役割を担うはずです。


9.11のテロ以降、何が変わったのでしょうか?我々を取り巻く環境は少なくとも変わっていませんが、我々の意識はハッキリと変わりました。規模の経済によって大量生産大量消費を行なうことは決して幸福には繋がらず、富める者と貧する者の格差は憎しみの連鎖を生み出します。経済のグローバル化が人間生活の発展に寄与しているとは言い難く、化石燃料や天然資源、食料問題、地球温暖化といった限界点が近づいていることは明白です。


それじゃ、途上国に補助金をジャブジャブ渡せばイイというのが日本政府の考え方ですが、ずっと中国に円借款を行なった結果がどうなったのか、キチンと把握してから貴重な税金を使ってもらいたいものです。日本が持っている資産は高効率発電技術や自動車のハイブリッド、太陽光発電など、限られた資源を有効利用するための高付加価値な技術力です。


例えばアフリカで現地のマイクロクレジットによる社会起業を支援するために、太陽光パネルと衛星通信によるインターネットインフラを提供したりできないのでしょうか?エネルギーとITさえあればGoogleAdwordsで広告収入が得られるわけですし、もはやコモディティ化したWeb制作などは労働集約的な作業になっているのですから第三世界にアウトソースすべきです。


太陽光パネルと衛星インターネットで10万ドルのコストがかかっても、日本が食料援助に出す100億円で1,000拠点のビジネスユニットを作り出すことができます。資本金1,000万円の会社を1,000社も作るインパクトといえば、万単位での雇用と億単位での経済規模が保証できることでしょう。日本企業にとっても太陽光パネルのマーケットが広がるわけですし、日本国内でくすぶっているフリーターやニートもまとめて青年海外協力隊みたいな形で放り出してもよいかもしれません。


とまぁ極端な例で示しましたが、日本の知識産業ノウハウがあれば第三世界でのグラミン・モデルでの社会起業支援は容易にできます。もちろん、日本国内においても社会起業による小規模分散型ビジネスは今後加速していくことでしょう。多様な独創性に溢れるビジネスモデルが生まれれば、それだけ"海外に売れる商品"も増えるということです。資本主義を超えるネットワーク型のWeb=クモの巣モデル、なんとなく世界平和への道が見えてきたように思えますね。


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2008-05-29 Thu 10:11 TOKYO HUNGRY GO AROUND
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