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[真面目]「若者に気をつけろ」に気をつけろ

今週号の週刊朝日の見出しが、秋葉原無差別殺人事件と関連付けて「若者に気をつけろ」という特集を組んでいました。もう一見してひどい釣りタイトルですね。もちろん加藤智大容疑者は25歳の若者ですが、それがどうして若者全体が危険というようなニュアンスになるのか、理解に苦しみます。

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恐らく日本で犯罪が凶悪化している、若年齢化が進んでいるという先入観から、若者がキレやすくなっているという論理展開を行なっているのだと思いますが、果たしてホントにそうなんでしょうか?少なくともオイラの周りの若者たちは、柔和でやや頼りないぐらいの印象すらする争いごとを好まない性格の人たちがほとんどです。実際に犯罪者における年齢分布のグラフ推移を30年ほど見てみましょう。



なぜ最近の老人はキレやすいのか?

平成15年犯罪白書(※1)を元に、年代別犯罪者比率の変化を見てみよう。図1「犯罪者の年齢別構成比の推移」を見て欲しい。一般刑法検挙人員の各年代が全体に占める割合の変化を、1975年を100としてグラフにしたものだ。

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他の年代の検挙人員の割合がほとんど変わらない一方で、5.5倍に達しているのは高齢者―― 60歳以上の老人である。特異的な要因がない限り、犯罪者の年代別構成比は、人口の年代別構成比におおむね従う。それでも年を追うごとに微増・微減の変化はあるのだが、60代以上の犯罪者だけが突出しているのは、一体どういうことか?



はい、一目瞭然でどの年代の人たちが危険なのか分かりますね。もちろん長寿化や人口増加による高齢犯罪者の絶対数増加はあるでしょうが、そんな人口増加を上回る勢いで高齢犯罪者数が加速度的に増えちゃっているんですねー。

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識者と呼ばれる人に言わせると、「社会情勢の変化」、「IT化によるコミュニケーションの変質」、「社会の閉鎖性」、「心の闇」、「核家族化」といったキーワードが“若者がキレやすくなる”原因になるそうです。最近では「格差社会」とか「ゆとり教育」なんかが槍玉に挙げられてますね。しかし現実には、若者が検挙される事件は昭和50年代をピークに減少しています。暴走族は徹底的に取り締まられ、ヤンキーはTVや漫画の中だけの生き物となり、少ない小遣いと短い時間の中で限られた娯楽に追われるように勤しんでいるのが現代の若者のホントの姿です。


もちろん高齢犯罪者が増加する原因として、昔ほど高齢者が尊敬されなくなった、年金問題などゆったりと楽隠居できなくなった、といった不安要素が増大しているからこそ年寄りはキレやすくなっているのでしょう。だから正確には「若者“は”気をつけろ」ということで、年長者への敬意を忘れずにその知恵や経験を上手く利用しながら安心できる社会を創る必要があります。


ちなみに週刊朝日の発行部数は、459,861部(1990) ⇒ 208,716部(2005) と半分以下に激減しています。原因は何だか分かりますね。

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