株式会社エコブランド代表Blog

株式会社エコブランド ⇒ http://ecobrand.jp/

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

[ビジネス]起業するための現実的な選択

一般的な言葉尻的な話で言えば、起業=ベンチャーという形で語られることが多いですね。ホリエモンをはじめとしたヒルズ族のイメージで、ITベンチャーで成功して上場した経営者は札束でやりたい放題やっているなんてイメージがメディアを通じて流布された残滓なのかもしれませんが、実際にはラーメン屋を開業するのも趣味でまとめていたBlogの内容を本で出版するのも起業であって、そう考えると実に様々なところで起業の機会というのは広がっています。

「ベンチャー企業」のための資金調達入門
単なる「中小企業」じゃなくて「ベンチャー」というからには、逆に「(つぶれるのが10社に1社ではなく)生き残るのは10社に1社」くらい思い切ってリスクをとった事業じゃないといけない。(もちろん、当事者が「成功確率は低い」と思ってる事業なんて成功するわけではないので、あくまで客観的に第三者が見た確率として10社に1社、です。)



オイラ自身は幸い?にも、ITベンチャーの中で生き残って上場した数少ない企業で上場前/上場後のダイナミズムを経験しています。上場前はそれこそハンパない勢いで意思決定を行ない、売上げ至上でキャッシュフローを回し、とにかく規模拡大を図ることで事業の継続成長性を担保していました。ほとんど利幅のない代理店ビジネスなんかにも手を出したりして、とにかく売上げを前年よりも、前月よりも積み上げることが重要視されたのです。それは東証の上場審査に通りIPOを果たすため、という目的の1点です。


上場後は、逆に利益率が問われるようになってきました。個人の業務レベルでも工数はかかっている割に業績が伸びない事業は淘汰され、新規事業を行なうのにも様々な審議が必要になりました。昔だったらとりあえずやっちゃえ!みたいな勢いだったレベルの新規事業でも、会社の看板を汚さないかとか、業界全体の秩序にどのような影響を与えるとか、体面的な内容での待ったがかかるケースも出てきました。

ベンチャー企業というのは和製の言葉なので、人によって定義は自由かも知れませんが、私はIPOまたはバイアウトで株主にキャピタルゲインを得る機会を提供することを志向する企業のみをベンチャーと呼んでおります。VCさんもIPOやバイアウトを志向しない企業には投資できないから、それを志向していることや、その可能性が合理的に存在することをきちんとプレゼンしないと資金調達はできないわけです。



「ベンチャー起業」には意外なほどに制約事項が存在します。VCや出資者の声とプレッシャーにも傾聴しなければいけませんし、IPO自体がJ-SOX法などのコンプライアンス不況によってあまり魅力的ではなくなっている現実があります。そもそもWeb系の事業モデルであれば、さほどスタートアップ資金を必要としませんし、「ベンチャー起業」できるような参入障壁の低い業界はそもそも資金力が差別化要因になることは少ないでしょう。


そういう経緯を踏まえて、オイラ個人が“ベンチャー”を経験した上で起業するのであれば、「スモールビジネス起業」をオススメいたします。本来、起業をしたいと考えるような人は何かしらの「世の中を変えたい」であるとか「自分の好きな仕事をしたい」というような情熱を持っているハズであり、そういった個人の情熱を具現化できるのが「スモールビジネス起業」なのではないかと思うのです。


岩瀬大輔さんのように、具体的なビジネスモデルは持っていないけど自分の能力を発揮したいという方は「他の起業家のスタートアップに参加する」なんて選択肢もアリかもしれませんね。もちろん、Blogなどでその人の能力を示しておく必要はありますが。「一般企業に就職して社内ベンチャーを立ち上げる」ことはあまりオススメしませんね。一般企業の配属なんて理不尽で、社内ベンチャーを立ち上げるような案件に巡り会う確率はそれほど大きくありませんし、サイバーエージェントなどのように社内ベンチャーが制度化しているところはまだしも、優秀な人材ほど既存事業を放り出して社内ベンチャーに手を上げることはリスクが高くなるような気がします。

起業にチャレンジするに当たっての4つの選択肢

1.他の起業家のスタートアップに参加する

これは、起業する目的がお金であったり、社長というポジションが欲しいからという人だと意味がないが、起業というお祭りに参加したり、自己実現のようなことが目的であれば十分魅力的な選択肢だと思う。一番の問題は、魅力的な起業に上手く参加できるようなチャンスがめったに来ないことだろうか。

2.一般企業に就職して社内ベンチャーを立ち上げる

社内ベンチャーは成功率が低いと言われているが、失敗した場合のリスク回避という意味では魅力も大きい。また人的資源や社会的信用などリソース面でのメリットもある。一番の問題は社内ベンチャーを実施するような企業へ就職し、経営陣の信用を勝ち取り、さらに本業とのシナジーが見込めるようなビジネスアイディアを立案できるかどうかというところだろう。他にもデメリットとして、成功した場合の金銭的メリット(儲け)や、所詮は子会社なので経営的自由度が少ないという点もある。

3.スモールビジネス起業

副業・週末起業というような形態からスタートしてもいいし、ここで言うスモールビジネスは「はてな」のように営業キャッシュフローや借り入れの範囲で成長し、IPOを目指さないスタイルを維持する形態になる。ただ、収益化を達成しさらに大化けする見込みが立ったら、そこからベンチャーへと進化するようなパターンもありだと思う。

4.ベンチャー起業

ベンチャーキャピタル(VC)が出資するだけの魅力的かつ大規模な事業計画を作り、比較的短期間でのIPOでのイグジットを目指す。

短期(10年前後)でのIPOを目指す必要があるため、相当なハードワークを要求される一方で、VCからの資本資金の調達や、VCからの経営援助を受けられるという面でメリットが大きい。

ただし、IPO成功のためのプレッシャーが強く、資金を使ってリスクを取って成長を目指すギャンブル的な要素が多くなったり、時間的制約から無理を強いられることが多くなる。またIPOやバイアウトの見込が薄くなった場合に、VCとの間の投資契約に基づいて出資分の株式の買戻しを要求されるようなケースもあると聞く。



別に週末でも副業でも良いですから、スモールビジネス型の起業をやってみることは大賛成です。サラリーマンでは体験しにくい、商流や資金繰りを意識するのは本業でも絶対に役に立ちますから。就業規定で副業を禁じているとか、憲法違反な理由を言ってみる前にとにかく行動してみればよいのです!

スポンサーサイト

別窓 | ビジネス | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<[Private]外苑東通り | 株式会社エコブランド代表Blog | [動画]Boxing Cat>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 株式会社エコブランド代表Blog |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。