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[イベント]サイエンスアゴラ |
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2008-11-24 Mon 00:00
台場で行なわれた「サイエンスアゴラ」に参加してきました。日本が誇る最先端の科学技術を分かりやすく展示するイベントで、普段会えない研究者と交流する機会を得ることができました。実際、科学者の側も様々な業界の人々ともっと交流したいという欲求があり、例えば脳科学の分野では棋士の思考を分析するといった面白い試みが行なわれているようです。
特に面白かったのは、「宇宙エレベーター」の話です。
カーボンナノチューブの実用化によって、すでに技術面では実現可能レベルまで漕ぎつけているということで、2030年辺りにはパイロットモデルができるのではないかということです。既存のロケットは成層圏を脱するまでに多大なエネルギーが必要であり、宇宙エレベーターができれば低コストでの輸送が可能となります。すると月や火星の鉱物資源開発であったり、宇宙太陽光発電といった新しい世界の開拓も夢ではないでしょう。 もはや問題となるのは、月の鉱物資源の所有権であったり、どこに宇宙エレベーターを設置するのかといった政治的な課題であろうと言われています。いずれにしろこの分野で日本が世界をリードしていることは頼もしい限りであり、日本が抱える資源エネルギーの安全保障問題を一気に解決できる画期的な技術開発だとも思いますので、今後も注目したいですね。 同じく宇宙ネタではスペースチューブという、無重力を疑似的に体験できる不思議な空間を通ってみました。特殊な繊維でできた大きな布のトンネルの中を通ると、次第に前後左右が分からなくなってくる感覚が面白いです。国内では北九州スペースワールドでも体験できるようですので、ご興味のある方は是非。 もうちょっと身近な話では、水琴窟を普及させるためのフォーラムがあることを初めて知りました。水琴窟は日本のお茶室の入り口など、手洗い場の下に設置されていたりする地中に埋まった陶器で、中に水が落ちるとその音が反響して独特のメロディを奏でるものです。どうやら赤坂に水琴窟ギャラリーがあるようなので、癒しを求めて行ってみようと思います。 それにしても理系のはしくれとして、このような先端技術に触れる機会というのはワクワクしますね。日本科学未来館も含めて、科学がこんなに楽しいものだということをもっと多くの人々に伝えていく必要があると思います。とくに日本は科学技術で発展してきた国なのですから、今年のノーベル賞受賞の流れを上手く後進に伝えていけたらよいですね。 参考記事: ロケットは歴史の遺物となるか - 書評 - 宇宙旅行はエレベーターで |
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