[Private]Congratulations!

2008年05月11日 00:00 |[あとで読む]

この週末は結婚式でした。新郎新婦ともに親交のある仲間同士ということで、名古屋旅行の際に報告を受けてから3ヶ月間、一大イベントを盛り上げようとずっとみんなで準備してきました。


オイラは映像担当ということで、2人のプロフィールを作るために小さな頃からの写真を編集していきました。2人とも家族の愛情に包まれて育ったというカンジの可愛らしい子ども時代で、いたずら好きで豪快な新郎と素直で快活な新婦の性格が身近に感じられました。やっぱりこのような機会にその人たちがどう育ってきたのかという部分に触れられると、より親近感を持ってコミュニケーションができるようになりますね。制作なんかは慣れれば4-5時間もあればできるようになりますから、その人の人となりを知ることができる役得はやみつきになりますね。


式〜披露宴は4時間というオイラ史上最長のロングランで、友人の余興もたくさん詰め込んでの非常に面白い時間をあっという間に過ごさせてもらいました。その後の二次会では、「お酒様」という神様が登場しての新郎懺悔が行なわれ、最後に100本のバラの花束が手渡されました。2人の性格通り、にぎやかで和やかな結婚フェスティバルでした。そしてその後は3次会、4次会まで夜は更けていったのでした。。


まぁちゃん、ゆう、お幸せに!!


[Private]しゃけのすけ

2008年05月09日 00:00 |[あとで読む]

今日、愛する犬を失いました。叔父叔母の家で飼われているしゃけのすけという犬で、私にとっては姪っ子のようなただ甘やかせばよいだけの存在でした。我が家とは庭続きなので、私がリビングにいると扇風機のようにしっぽを回しながらサッシを覗きこんできます。ちょっと知らん顔していると甲高い声でわめき始めるので、全身を撫でまわしてやります。すると顔面がびちゃびちゃになるぐらいに舐めまわされて、これでもかというくらいに愛情表現をしてくれる可愛い犬です。


我が家で飼っていたシナモンの舎弟みたいな犬で、ちょっとでも見知らぬ人がいると陰に隠れてしまうような臆病な性格です。なので私を全面に信頼して全身で甘えてくる姿には、私という存在を無条件で認めてくれるような温かさがあって、シナモンを亡くしたり転職など不安なときには助けられました。


人間に飼われている動物は幸せではない、自然の中で生きる動物が本来の姿だと、動物の気持ちが分かったかのように言っている人がいます。少なくとも私は、私といることで幸せを感じてくれる存在があったからこそ幸せを感じることができましたし、別にすべての存在に対して好かれる必要はないんだという強さを手に入れられたように思えます。


世の中にありふれた雑種の犬ですが、私という人間の生きていく強さを支えてくれた犬です。天国でシナモンと一緒に思う存分駆け回って、見守ってください。

代理母問題について、そろそろ一言。

2008年04月18日 00:00 |[あとで読む]

「人の夢摘むなら根拠示して」
代理出産報告書で向井亜紀さんインタビュー


向井さんは報告書について、「自分と血のつながった赤ちゃんを抱きたいと思う人の夢を摘み取るなら、摘み取るだけの根拠をきちんと示してもらいたい」と反発する。そして「立法化に向けては当事者の声を十分に吸い上げて議論してもらい、救済する道をつくってほしい」と訴えた。



??
よく分からないんですが、法的に親子と認められたいのであれば養子縁組すればよいだけの話なのではないでしょうか。代理母をしてくれたアメリカ人シンディと契約に則って届け出をすればよいだけで、血縁も繋がっていることが分かっているのであれば子供が大きくなったときに説明すれば良いじゃないですか。


もちろん一般的に不妊に悩む夫婦が、向井亜紀さんのように経済的負担をして海外に代理母出産を求めることは難しいでしょう。ただこの出産という行為をビジネスの道具にしてしまうようなことがあってはならないために、日本では代理母制度が認められていないわけです。


「私が国内で代理出産をしなかったのは、代理母が自分の実子に、大きくなっていくおなかのことについて正直に話せないから。人に隠してする治療であるうちは、逆に広く認められない方がいいのかもしれない」




このコメントも支離滅裂というか、「人に隠してする治療」という表現は不妊治療全般の話ですよね。不妊⇒代理母という短絡的なロジックというのは、そりゃ説得力に欠けますよ。自分が代理母を既成事実化しようとしている部分について、不妊に関する総論でまとめようとするのはどうもいけません。


代理母はウラを返せば、女性の子宮を商品化するものです。もちろん中には血縁者が無償で代理母を行なうケースも考えられます。いずれにしても、妊娠中絶と同じくらい出産という行為を軽視することに繋がるような気がします。もし代理母が合法化されれば、それこそ途上国の女性が自らの子宮を生活の糧にすることが容易に考えられますし、キャリアウーマンが妊娠することを避けて代理母に子供を生んでもらうような世の中になる可能性もあります。


個人の感情とはレベルが違う、日本人のライフスタイルにも影響を与えかねない問題について、もっと議論が必要でしょう。少なくとも男性にとっては反証しずらい話題でもあり、マスコミを通して発言すれば世論が変えられると考えているのかもしれませんが、出産=神聖な行為 という価値観が支配する限りは難しいと思いますよ。


Blog過去記事を整理

2008年04月13日 00:00 |[あとで読む]

ブログ過去ログを整理してみました。
反響のあった記事を抽出したので、よかったらご覧ください。


Re:Birth 

性格診断 

クリスマスについて本気出して考えてみた。 

世界七不思議 

やさしさライセンス 

ラーメン相対性理論 

フリーター 

究極の血液型心理検査 

「社会を変える」という選択



「格差社会」撲滅運動の是非

2008年03月31日 00:00 |[あとで読む]

「格差社会」なる言葉が登場して久しいです。今後は少数の“勝ち組”と大多数の“負け組”が生まれ、ダブルスタンダードの下に経済格差が拡大していくと言われていますが、ほぼ全国民が“中流”だった日本社会にとっては当然アレルギーが強い言葉であり、ほとんどの人が否定的なスタンスを取っていることでしょう。


しかしもっとマクロ的な視点で観れば、日本は世界の中で少数の“勝ち組”なのであって、年収300万円もあれば世界のほとんどの国では優雅に暮らせます。資源がほとんどない日本がどうしてこのような経済水準を維持しているのかといえば、他国に製造業を中心とした高付加価値な製品やサービスを提供する対価として農産物やエネルギーを輸入しているためであり、恐らく海外から観た日本の印象というのも製造業での強さが目立っていることでしょう。


日本は勤勉な国民性とアメリカを忠実に模倣することによって高度成長を実行し、第二次産業の高付加価値化を他のアジア諸国に先駆けて達成したことによって世界第2位のGDPを誇る経済大国になったのであり、それまでは国民の意識を総中流にして同じ成長ベクトルに向かせることが最大の経済政策でした。ところが第三次産業である金融セクターの未成熟や狭い国土による不動産価値の暴騰によってバブル経済が発生し、その破綻の結果、国民意識を好況というハイテンションに向けられていないのがココ15年間の状況でしょう。


つまり現在の社会状況としては、第二次産業までの生産性が最高水準まで達しているにも関わらず、第三次産業の成長方向性が定まらないために閉塞感が日本経済を覆っているというのが最大の問題でしょう。一昔前にはIT産業が成長期待を集めITバブルが起こりかけましたが、手段でしかないITに目的を課したために、堀江貴文や村上世彰のような時代の寵児を生みながら自滅していった結果となりました。このために生産性を飛躍的に上げる手段としてのITに対してネガティヴな見方が主流となり、十分な投資が行なわれなくなったことが現在の国際競争力にも影響を及ぼしています。


そもそも日本は他国に比べて非常に高い生産性を構築してきたことによって国際競争力を維持してきたわけです。(その辺の話は下記エントリを参照してください)

生産性の話の基礎
賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。ここだけ理解してくれれば、本稿の他の部分なんかどうでもいいくらい。念のため赤でも書いとこう。賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。


あなたの給料が努力や成果とあまり関係なく決る構造を図解
賃金というのは、次の二つの要因だけで大部分が決まってしまいます。
(1)生産性
(2)参入障壁



世間で言われている「格差社会」に対する処方とは、あらゆる職種の賃金格差を少なくし、社会保障や公共サービスを手厚くすることだという意見が多いですね。そうすると少なくとも“大きな政府”が必要であり、たくさんの税金を払わなければいけなくなります。累進課税を重くすることによって富める者から貧しい者への所得再分配が進み、国民全員が笑顔で住める社会になると主に民主党が理想論を説いています。


ただしこの平等思想が行き過ぎると、高付加価値な生産性を生み出していく分野に携わる経済的メリットが少なくなり、優秀な人材がそのような職種に就かずに低生産性な産業でルーチンな仕事を回していくケースが増えてきます。たとえ昼夜関係なく残業しまくって年収1,000万円を稼いでも、税金で500万円持ってかれれば可処分所得が500万円になるのですから、年収300万円で税金で50万円持ってかれても250万円の可処分所得でのんびり暮らす方がマシだと考える若者が増えるのです。


国際競争力という観点からはこの「格差社会撲滅運動」は非常に危険で、本来国家戦略として優秀な人材と市場からの資金を投入しなければならない成長分野へのリソース投下が阻害される要因となります。

賃金格差の拡大が必要だ
賃金規制は失業率を高めるだけだ。保護貿易によって国内市場を競争から遮断することはできるが、成長率が低下するばかりでなく、保護された産業の競争力が衰えて、長期的にはかえって危険である。知識集約型の製造業や金融を含む広義の情報産業などの付加価値の高い産業に特化して、日本の比較優位を生かすしかない。



私自身がIT産業に従事しているというポジショントークを差し引いても、IT土方やパラダイス鎖国と揶揄されるIT業界の社会的地位の低さは将来の日本の国際競争力を低迷させる要因となり得る危惧があります。いやむしろ、この「格差社会撲滅運動」を推進しているマスコミが学歴などによる参入障壁に守られた高賃金職種だという事実は、その職種が持つ既得権を維持するために産業構造を変えたくないというポジショントークだと言えます。


個人的には、格差社会は必要だと思います。賃金によって職種の付加価値に差をつける方法は、国家戦略を社会構造の中で実現していく、資本主義下の最適解なのです。そのために国家戦略を明確に打ち出す必要があると思うのですが、それも 環境対応=世界に先駆けての環境国家 という最適解が出ています。


つまり、エネルギーや製造業といった社会基盤を担う第二次産業は別にして(というか相対評価にして)、温室効果ガス排出量が少ない製品を作る、環境負荷の少ないサービスを行なうといった独自の指標によって経済メリットのある賃金格差を設けることによって、環境対応の進んだ業界や企業に優秀な人材が集まりさらに発展していくのではないでしょうか。


そうすれば遅くまで電灯をつけて残業したり、暑いのにスーツを着て冷暖房をガンガンつけるライフスタイルも次第に否定されていくことでしょう。ホントに環境格差社会を導入してもらえれば、私なんかはイの一番に仕事の生産性を上げてエコロジーに貢献しますよ!


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