[環境]サマータイム制

2008年05月13日 00:00 |[あとで読む]

与党がサマータイム制の導入を検討開始したようですね。ねじれ国会で様々な法案の成立が困難になっている中、このサマータイム法案は超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」で法案作成された経緯もあり、野党の反発もなくすんなりと法案化される可能性が高いです。


実際にサマータイム制を導入することによって、夏場の日照時間を有効に使えるためエネルギー消費が削減でき、二酸化炭素排出量も低減できる見込みです。また、1時間早く帰宅できることによって家族の団らんが増えるというのがオフィシャルでメリットとして謳われています。


個人的には、それ以外にも以下のメリットがあると考えています。

・朝ミーティングが増える
⇒夜に会議するとなんとなくダラダラとエンドレスになる傾向があるので、
 なるべく朝にミーティングすることによって業務時間を短縮することが可能です。
 また、朝ミーティングすればその日の業務で対応できますから、
 全体的なスケジュールを早く進行することができるようになります。

・体内時計と日照のシンクロ
⇒本来、人間は日が上るとともに起きて日が沈むと寝るという生活だったため、
 体内時計は太陽の動きによってコントロールされています。
 朝5時に太陽が上って、そこから1-2時間分の日照を無駄にしていることになり、
 それを夜間の照明などによって代替することでストレスも発生します。


・朝焼け、夕焼けが観られる
⇒恐らく、コレが最大のメリットでしょう。
 特に日本人の夕焼けに対する感傷は様々な歌になっていたりしますね。


とにかく、サマータイムを導入することには大賛成です!まぁ、言われなくても個人的なサマータイムで勤務時間などを早めればよいだけの話ですが。。


[環境]ピラミッドの底辺

2008年05月03日 00:00 |[あとで読む]

世界の人口は66億超、中国やインドを中心とした途上国の人口急増により食料と資源の枯渇が資源高に繋がっています。その中で40億人を超える貧困層の存在が環境負荷増大に拍車をかけており、その日の暮らしを送るために希少動物を狩り木々を伐採したり、麻薬やテロの犯罪に手を染めたり、先進国に住む我々にとっては信じられない野蛮な人種であるように見えているのが現状です。


貧困層は出生率が高く、ただし幼児死亡率や平均寿命では過酷な条件下にあります。第二次世界大戦以降の人口爆発の要因としては、労働力として子供を産む必要がある貧困層の存在がグローバル化によって拡大してきたことが大きいでしょう。アメリカを中心とした大量生産大量消費の資本主義下においてはGNPに表れる物質的豊かさのみが幸福の象徴であって、工業製品を導入していく過程でその国や土地の伝統的な暮らしを破壊していったのです。その結果、自給自足の生活を送っていた人々は都市に出てスラム街を造るようになり、そこにインフォーマルな社会が形成されていきました。


本来幸福というのは、GNPには計れない愛の経済(家族や近親者による養育・介護)や物々交換などの貨幣経済を介さない人間活動から総合的に判断されるべきものです。都市の浮浪者とブータン国民はどちらもGNPではほぼゼロの存在ですが、幸福さでいえばブータン国民の方がよほど豊かな生活を送っていることでしょう。物質社会における相対的弱者が強者の論理で搾取されている限り、そこには幸福は生まれないのです。


最近ではこの貧困層に向けたビジネスモデルBoP(Bases of the Pyramid)が注目を集めています。有名なところでは2007年度ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行のマイクロクレジット、そして携帯電話事業に派生させたグラミンフォンが貧困層における女性の人権向上に寄与しています。情報の非対称性により不利な条件で搾取されるしかなかった貧困層に対して、情報ツールとして携帯電話をビジネスとして普及させることによって“魚の釣り方を教える”わけです。その結果、貧困層の特に女性が出産して子供を働かせるという方法だけではない生活を送ることができるようになりました。





これらのBoPに対する取組みは今後活性化していき、世界を変えていくに違いありません。残念ながら物質的豊かさに染まりきってしまった我々日本人にとって、貨幣経済下での金銭的豊かさから脱出することは容易ではありません。日本人がまず考えるべきこととして、途上国の貧困層は野蛮な原始人ではなく向上心のある地球市民であると認識を改め、彼らを物質的豊かさ以外の価値観を学ぶ対象として捉えてみませんか。ピラミッドの底辺には40億人もの文殊の知恵が眠っているハズですから。


ゴルフ場の今昔物語

2008年04月30日 00:00 |[あとで読む]

ゴルフ場といえば自然破壊の象徴的な場所として、オイラ自身も長くネガティブなイメージを持っていました。山裾を切り開いて丸坊主になった姿を観ると、なんだか悲しくなってきたものです。最近になって、ゴルフ場が実は里山保全に役立っているのではないかということが言われ始めています。


一昔前なら農薬をジャンジャン蒔いて、という管理方法が芝の品種改良などによってさほど人の手を加える必要がなくなってきており、それにより小動物や野鳥の住処として安全な場所に変貌しているらしいのです。実際、水場なんかもあるのでタヌキなどはよく出没するみたいですし、モグラは以前はコースを荒らす害獣として駆除されていたのがスギの葉などの針葉樹に撃退効果があることが分かり、むやみに殺すことはしなくなったということです。


ゴルフ場はその形態から回廊のように繋がっており、動物は林に沿って移動することができます。またプレーしている人以外は危害を加えるような人間の姿が見当たらない、動物にとって住み心地のよい場所になっているようですね。実際に里山なんかもその保全のためには大変な労力が必要です。ゴルフ場のように特定目的で運営されているのであれば、適正管理が行き届いた形で動物にとってもやさしい植生が保たれるのでしょう。


それにしても、動物はたくましいですね。人間の造った造成地で共存できる方法を自ら作り上げていく、そんな動物の生態を観察しにゴルフ場に行くのも面白いかもしれません。まぁゴルフはまったくやらないのでどんなシステムになっているのか分からないのですが。。


ECOカップヌードル

2008年03月22日 00:00 |[あとで読む]

〜発売37年目の大革新〜「カップヌードル」、新開発容器「ECOカップ」へ

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、「カップヌードル」レギュラーサイズ全9品の容器を、[1] 地球環境への配慮、[2] 必要情報の分かりやすい表示、[3] 品質の向上のため、これまでのポリスチレン容器から、紙で出来た「ECOカップ」へ変更致します。

「カップヌードル」は1971年に世界初のカップめんとして発売されてから、変わらぬおいしさで皆様方に愛され、37年間カップめんのトップブランドとして支持され続けてきました。

弊社は一昨年より「おいしい、のその先へ。」というスローガンを掲げ、おいしさを支える"品質"や商品の"安全・安心"、さらにその先にある"環境"や"未来"を追い求めてきました。そして、弊社が創業50周年を迎えた本年、カップヌードルは「変わろう。」をテーマに、よりたくさんの皆様に愛され続けるために変わります。



古巣だからこそ敢えて厳しく。
容器リサイクル法の改正という尻に火が点いたタイミングで重い腰を上げたのは、ただ乗り事業者としての再商品化義務罰則の課徴金負担が重くなったからですよね。だからプラスチック製容器から紙製容器に変更することで、包材コストが上がったところである程度は容認できるハズです。もちろん、原油高でプラスチック容器自体のコストも上がっていますが、石油1滴も使わないプラスチック容器と、保温と耐水性のために何層にも紙を重ねる必要のある紙容器の価格差は1ケタは違います。


社是として、ファーストエントリーを誇りとしているはずなのに、紙容器の採用はサンヨー食品のカップスターに先を越されましたね。5年前のリサイクル大流行のタイミングで出しておけばまだパブリシティ効果も違ったことでしょう。商品値上げのタイミングでやるのはちょっといただけませんね。


そもそもスチレンダイマーの問題やら酸化作用から発泡ポリスチレン容器が怪しいと騒がれていたのが10年前、その解として紙容器に転換するしかないというのが業界のコンセンサスだったわけですが、実用化はすでに2000年の段階で完了していたハズです。それが単にコストの問題だけでうだうだと先延ばしにしてきて、結局法改正で転換したというのが何とも情けないです。

「地球のために」「みんなのために」「おいしさのために」
(For Ecology) (For Customer) (For Originality)



私の目が黒かった頃ならこんなセンスのないコピーは許さなかったんですが、特に「地球にやさしい」というのは偽善的なニュアンスなので使わない方がよいですね。ライフサイクル的にはゼロエミッションでゴミを出さないレベルまで達してこそ初めて環境負荷低減を謳ってよいわけで、発表タイミングといい非常に残念です。


成熟産業の思考停止、この経験を糧にイノベーションを起こしてやりましょうか。創業者精神は社内ではなく社外に生きていますよ、百福さん。


恐竜はどうして滅んだのか?

2008年01月26日 00:00 |[あとで読む]

恐竜が滅んだ謎については隕石が落ちてきて粉塵が舞い上がり、大規模な気候変動が起こって地球が寒冷化したためという説が有名です。その他、哺乳類が恐竜の卵を食べてしまったという説や、植生が変わり被子植物が増加したため恐竜が消化できなくなったといった様々な学説が登場しています。この恐竜の絶滅説は壮大なロマンであり、どの説にも説得力と矛盾点が存在します。


その中で1つ面白いなと思った説が、地球の重力が変わったという説です。恐竜が巨大化できたのは現在の地球よりも重力が小さかったからであり、そのため巨大な恐竜のみ滅び、哺乳類や小型の爬虫類は生き残ったのだということです。そもそも二足歩行する動物は、人間のように足が骨盤から垂直に位置することで身体全体を支えています。ところが恐竜の骨をよくよく観察すると、ティラノサウルスなどは骨盤の横向きに足が位置していることが分かります。すると体重を支えるためには関節に大きな負担がかかるハズです。


直感的に考えると、重力などはずっと不変なものであると考えられます。隕石などの外的要因によってもさほど影響を受けるとは思えず、物理学的にもスーパーコンピュータなどを用いた大掛かりな検証が必要になってくることでしょう。


この重力説が正しいか間違っているかよりも、考え方として生物学の範疇から物理学の分野に視野を広げていることが斬新だと感じます。このような考え方でいけば、生物学だけではなくて地質学や宇宙工学といった分野まで関係してくることでしょう。そうすれば、恐竜という切り口を通して科学の様々な分野に対して興味を持つことができるようになるのです。


恐竜はなぜ滅んだのか?その謎は少なくとも私が生きている間には解けてほしくないですね。私の想像力と好奇心を刺激するような学説が、今後もたくさん出てくることを期待しましょう。


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