株式会社エコブランド代表Blog

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[起業]世界と日本を繋ぐ架け橋~海外ビジネスの醍醐味~

RBC定例勉強会で、株式会社waja代表取締役の小安光司さんにお話を伺いました。wajaは世界中にいる個人バイヤーが日本国内向けにファッションを販売するプラットフォームで、外国に在住の日本人バイヤーがまだ日本では未発売のファッションを売っていたりする最先端のeコマースサイトです。waja社の企業理念、「世界と日本を繋ぐ架け橋」という言葉どおり、CtoCのコミュニケーションを活性化する仕組みを提供しています。


まず第一印象として、C(消費者)向けのeコマースは難しいんじゃないか?という先入観がありました。最近の経済市況から小売りは軒並み苦しい状況ですし、Amazonや楽天などが覇を争っているところに参入していくためには、かなりの経営資源が必要だと思ったわけです。実際、商材を海外ファッションに絞っているという段階では、結構ニッチなビジネスなのだという印象でした。


だんだん小安さんのお話を聞いているうちに、それがとんでもない過小評価であることが分かってきました。wajaの現状のビジネスモデルは、「商材=ファッション」「バイヤー=在外邦人」「カスタマー=国内の女性」という規模で運営されています。それが、商材であれば ファッション⇒インテリア⇒生活用品 といった形で拡大可能です。バイヤーも 在外邦人⇒外国人⇒海外ショップ という形で展開できるでしょう。そしてカスタマーもそれぞれの商材にしたがって柔軟に拡大していくことができるわけです。


そして現在のところは、バイヤーの拡大について注力されているということです。wajaで特徴的なのは、バイヤーリーグという仕組みを導入しているところです。すべてのバイヤーはトライアル⇒ブロンズという形で昇格していきます。リーグが昇格するに従い、出品金額も拡大していくということで、バイヤーの信頼度やセンスといった要素を担保しているのです。


たとえばトライアルで10万円分の商品を出品した人が5万円分の商品を売上げた場合、ブロンズに昇格します。そうすると今度は25万円分の商品を出品することができるようになり、どんどんバイヤーとしての規模が拡大していきます。このように個人バイヤーのレバレッジを上げていくことによって、最終的にはプレミアムリーグという無制限に出品できるところまで昇格することができます。つまり、 個人=C に 法人=B のような振る舞いをさせることによって、物販の手数料が収益源であるwajaのビジネスも拡大していくというわけです。


在庫リスクなどはすべてバイヤーが担保しています。wajaは検品や商品撮影といったマーケティングの部分を担当します。つまり、wajaは流通が増えることによって変動費的に管理業務を拡大することができるビジネスモデルというわけですね。これはアーリーステージのベンチャーとしては固定費が少なくて、オイラにとっても参考になる部分でした。


wajaは将来的にはIPOを目指しているようです。実際、VCなどから資金調達を行ない、かなりビジネスを拡大してきています。このプラットフォームを使えば、逆に日本の商材を海外に販売するといったモデルもできるでしょうから、是非猫ちぐらとか、日本の伝統芸能を世界に広める仕組みもつくっていただきたいものです。


また、キャプテンコージの世界一周旅日記も面白いです!こんなに行動力があるからこそ、wajaでいろいろと仕掛けていけるのでしょうね。納得!!



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[起業]学生起業はローリスク

オイラは学生時代、見聞を広めようと新聞の勧誘員、ホテルのベルボーイ、飲食店のキッチンスタッフ、日払いの引っ越し屋、時給5,000円の家庭教師、学習塾の非常勤講師、、というようなバイトを経験しました。どれも面白い人がいっぱいいて、学生の視野を広げることには役に立ちましたが、実際のビジネスの役に立ったものは1つもないです。そう、1つもないのです。


結局はどれも役割が与えられて、それをちゃんとこなしていればお給料がもらえるというサラリーマンと同じような勤務体系だったので、自分で戦略を立てることもしなければ、売上げを心配することもない。唯一家庭教師だけは、受験に合格する目的があってカリキュラムを作り、それをモチベーションを高めて実践するために頭を使った気がしますが、基本的にはどれも受け身で働いていた気がします。


実際に社会人になって、企業に勤めると自分がやりたいと思うことに対して足かせが多いことを実感します。そもそも企業では自分がやるべき仕事があって、それ以外で会社の戦略に基づいたビジネスプランを構築する必要があって、予算をもらうためには経営層や上司を説得する必要があって、、というような調整をしているうちにビジネスチャンス自体が潰れてしまったり。


もちろん企業という組織は、株主から預かった資本をきちんと利益に結びつける機能が必要ですので、事業を始めるに当たってもリスクを精査することが重要です。企業の本業をより強固のものとするような戦略的思考も必要であり、企業がもつコアコンピタンスと結びつける過程でだいたい95%のビジネスアイディアは潰れてしまうことでしょう。それがイヤだったら、自分で会社を作ればいいんです。


オイラも起業を志す若者と話す機会が増えてきました。まだ学生であるならば、学生というブランドがあるうちに起業することをおススメしています。ダメだったら新卒で企業に入ればいい。どんなバイトを経験したって、自分で営業して、損益を管理して、マーケティングして、成果としての対価をもらう経験には敵わないですし、学生ならどんな人に会いに行っても若気の至りで許してもらえます。


授業も大事、サークルも大事、恋愛も大事です。それでも学生時代の一時期というのは、5年経てばよい思い出となります。それならば思いっきり恥かいて失敗してみて、今後のビジネスに活かせるような能力を培うのも素晴らしい経験になると思います。自分自身の物足りなかった学生時代を振り返りつつ、そんなアドバイスをしてみています。



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[起業]分水嶺

サラリーマンとしての最後のお勤めをしてきました。このオフィスに出勤することはないのか、と思うとなかなか感慨深いところもありましたが、今はとにかく前を向いて自らのビジネスを形にしていくしかありません。そしてそれこそがこれまでお世話になった方々への恩返しになると信じています。


思えばこれまで、自分自身の被雇用者としての適性の無さは常々実感していました。上司や顧客からの思いつきな無茶振りに対応する時間があったら本を読んで見識を広げた方が人生が豊かになる、社内の人たちと内輪ネタで盛り上がっているヒマがあったら、刺激的な社外の人たちと新しいビジネスの構想を話した方が世の中のためになる、、そんな考え方の人間が被雇用者でいてはいけませんよね(笑


そんなダメ社員に対して根気強く接してくれた上司や先輩方、起業するという自分を無条件で応援してくれる周囲の方々、改めてこの会社での経験が新しく作る会社のDNAとなるのだと思います。最後に送別会を開いていただき、ラーメンとどんぶりセットをもらいました。これでしばらくは食いつないでいけそうです。


これは自分自身でも大きな賭けであると自覚しています。毎月安定した給与を得られる被雇用者という立場を抜け出し、不安定(といわれる)起業の道を選んだ時点で分水嶺を越え、まったく違う世界に足を踏み入れることになるでしょう。起業しても1年もつのが3割、10年経ったら1割も残っていないといわれるなかで、昨今の金融不況の最中に起業するなんてとんでもない、という声もあるかもしれません。


ただこれは1年かけてじっくりとメンタルブロックを外したおかげで、まったく怖くないのです。むしろ自分自身の行動次第でコントロールできる方がリスクは低いとすら認識しています。というか、何かしら問題があった方がそれはビジネスチャンスに変わると考えているくらいです。

 「私は、人間には二通りあると思っている。
  不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ」

                     羽生善治(棋士)



今日ですべてが終わる、今日ですべてが変わる、今日ですべてが報われる、今日ですべてが始まるさ。さまざまな方々のエールを心に刻みながら、1歩ずつ進んでいきたいと思います。



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[起業]途上国から世界に通用するブランドをつくる。

マザーハウス取締役副社長・山崎大祐氏にお話を伺いました。山口絵理子さんの強力な個性の陰に隠れていますが、実はこの山崎氏の実務能力によってマザーハウスの財務管理や国内マーケティングが成り立っていると思っていたので、実際に山崎さんがどのようにマザーハウスにコミットしているのかは興味がありました。自社工場から店舗まで、流通ラインを自社で管理するというベンチャーでは考えられないリスクを取っているマザーハウスの経営管理がどのようにして行なわれているのか、面白い話をうかがいました。


山崎氏はあのゴールドマンサックス証券を退社後、マザーハウスに参画しました。アジアをバイクで横断したいという夢を持ちながら、むしろ途上国にがっつりと入り込んでビジネスを立ち上げる方が断然面白いと考えられたということで、大学のゼミで山口さんの個性に圧倒されていたという過去もお話してくれました。マザーハウスのコーポレート・ブランドづくりには山口さんのストーリーを語れる山崎さんのような存在が必要であり、よいコンビなのだという印象を持ちました。


実際のお話では、「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」という理念については、途上国=バングラディシュ、ブランド=バッグ という風に事業内容を限定しているわけではなくて、今後は別の途上国でも工場を立ち上げてファッションに限らず人材発掘であったり、その国の“ブランド”に繋がるようなことも手がけていきたいと仰っていたのが印象的でした。実際、途上国では信じられないくら優秀な人材がとても安い賃金で働いているみたいで、オフショアやベンチャーキャピタルのような事業についても山崎氏ご自身は可能性を感じているようでした。


一方でマザーハウスのブランドを守るために、店舗スタッフ1人1人の教育であったり、企業秘密を守ることであったり、管理面についても徹底的にこだわる姿勢というのも勉強になりました。我々にとっての当たり前が通用しない国だからこそ、ブランドにこだわることで圧倒的な参入障壁が生まれるということが分かりました。


こんな世の中だからこそ、理念が大切なのだということを改めて感じたよい機会となりました。普遍的な企業理念とオンリーワンのビジネスモデルを、考えていきたいと思います。



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[起業]みやじ豚.comさんに会いました

湘南で養豚業を営む、宮治さんにお会いしました。みやじ豚というブランドで、「キツイ」「汚い」「かっこ悪い」という典型的な3K産業である農業を、「かっこよい」「感動を与える」「稼げる」新3K産業に生まれ変わらせようとしている、熱いアントレプレナーです。今回は実際にどのようにみやじ豚のブランディングを行なっているのか等、既存のパラダイムを打破する手法の一つひとつについて丁寧にご説明いただきました。


実際に豚肉に限らず、日本のほとんどすべての農家はいったん農協が農畜産物を買い取った上で流通に乗せ、小売から我々消費者に届けられる仕組みとなっています。その流れにおいて、農家が自ら作った作物がどんな消費者の口に運ばれるかを知る術はほとんどありません。農家は単なる生産者の役割を担っているだけで、なるべく農協の規格に合うような商品を作ることが求められます。農協の規格とは味に関係なく、重量や形が整っていたり品質が均質であるといった点が重視されます。


つまり現状の食品流通において、生産者が消費者の声をダイレクトに聞いて商品開発に反映させるといったマーケティングがほとんどできないまま、中国産や大量生産された品種を安価に販売することでしか差別化ができていない部分が日本の農業の衰退を招いています。もちろん一部地域でブランド化した商品や果樹などでは高単価でも売れる仕組みが整いつつありますが、大部分の農業は依然として希望がない状況なのです。


宮治さんはそんな農業の現状を憂いて動き始めています。「農家のこせがれネットワーク」というプロジェクトを立ち上げて、実家の農業を捨てて都会に出てきた若者たちを再び農業回帰させる取り組みを行なっています。実際、オイラは農家の出身ではありませんが、半農半Xの生活には強いあこがれがあるので参加してみたいと思います。


イギリスやフランスなど、1980年代の不況から脱した国に共通する施策とは食料自給率の大幅な向上というのが挙げられます。つまり、大規模な失業などの“痛み”を伴う政策を行なうためにはとりあえず食うことには困らない状況にしておかなければいけないわけで、安全保障の基本としての食料の重要性というのは21世紀に入って再びクローズアップされています。


農業は「終わった」産業ではなく、宝物に溢れた原石である、そんな認識を新たにしたよい出会いでした。皆さん、みやじ豚BBQに行きましょう!


半農半Xという生き方 (ソニー・マガジンズ新書 20)
塩見 直紀
ソニー・マガジンズ ( 2008-08 )
ISBN: 9784789733137
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


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